リフレクソロジーとは

Reflexology

図2 Saqqara in Egypt エジプトのサッカラの壁画

リフレクソロジーの歴史

エジプトのサッカラで、紀元前2,300年ほど前に描かれたと推定される壁画(手や足を刺激している )が発掘されています。

この絵の中の象形文字には、痛みをあたえないようにという意味が書かれています。(図1)

このことから、古代文明の栄えた国々では、昔からリフレクソロジーが行われていたと考えられています。

アメリカにおけるリフレクソロジー

リフレクソロジーはアメリカが発祥で、アメリカ人医師であるウィリアム・フィッツジェラルド博士(1872~1942年)が、手術中の患者がベッドの梁などに手足を押付ける行為を観察し、これを医学的に研究したところ、痛みを和らげる効果があることがわかり、「ゾーン・セラピー」という本を発表しました。

アメリカの理学療法士、ユーニス・イングハム女史は、フィッツジェラルド博士のゾーン・セラピーを発展させ、足の特定の部位(反射区)が身体の各部位に対応していることを突き止め、フットチャート(足の地図)を作りました。

フットチャートは「足裏反射区図」と呼ばれることもあり、面としてとらえているところに特徴がります。(図2)

つまり、あるゾーンに起こった体の不調は同じゾーンにある、刺激をしやすい場所(例えば足・手など)を圧すると、その部位を刺激することと同じであるという考え方です。

図2 ゾーンチャート
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